中学受験で面接のある学校はごく一部ですが、志望校に面接ありの学校を選んだ場合、気になるのは服装のことではないでしょうか?
面接の服装はフォーマルに近いものがよいとされています。
でも面接のためだけに購入するのはちょっともったいない感じがしますよね?
ですから新たに購入する場合は、他の用途にも使えるものを念頭に置いて選ぶとよいでしょう。
今回は入試に面接がある場合の女子の服装について、我が家の経験を交えながらお話しさせていただきます。
面接がある場合の服装
面接時の服装は、落ち着いた色合いのジャケット+ブラウス+スカートのセットがおすすめです。
ワンピースやジャンパースカートにボレロという装いもかわいくてよいのですが、筆記試験も同じ服装で受ける場合、上着の着脱による体温調節がしにくいのではないかと思います。
その点ジャケット+ブラウスですと、会場が暑ければジャケットを脱いでブラウス姿になれますし、寒い場合はジャケットの下にベストを着ることもできます。
ただ、一番大事なのは受験生本人が「この服で面接に臨みたい!」と思えるものを選ぶことなので、どのような物がよいのかお子さんとしっかり相談して決めましょう。
色は黒・紺・グレーのものを選ぶとよいと思います。
スカートの丈は膝が隠れる長さに。
寒さ対策としてジャケットの下に控えめな色の無地のベストを着用してもよいでしょう。
また、お腹が冷えないよう、黒・紺色のオーバーパンツの着用は必須です。
靴下は白のハイソックスや黒のタイツ、靴は黒・ダークブラウンのローファーやワンストラップのものを選ぶのが一般的です。
卒業式にも使えるものがおすすめ
我が家の地域の小学校では、卒業式にはそれぞれの家庭で用意したフォーマルウエアを着用するため、「小学校の卒業式にも着たい洋服」という目線で選びました。
グレーのジャケット、グレー地に淡いピンクと水色のチェック柄のプリーツスカート、白ブラウス、白のワンポイントハイソックス、ダークブラウンのローファーという服装です。
胸に付けるえんじ色のリボンも購入しました。
12月頃までに一式揃えておけば、出願の写真用の衣装としても使えます。
参考までにキッズフォーマルを取り扱っている通販SHOPをご紹介します。
キッズフォーマルAPRIRE by CHOPINはキッズフォーマルの専門ショップ。
中学受験用の衣装も多数取り揃っています。
価格:14080円 |
価格:9768円 |
価格:12800円~ |
【KANKO SHOP】は、1854年(安政元年)創業の学生服の老舗「カンコー学生服」が展開するオンラインショップ。EASTBOYなどのブランドも扱っています。学校指定制服を扱う会社のため、制服並みの耐久性が強みです。
日本のローファーの老舗「HARUTA」のローファーの取り扱いもあります。
通販の場合、裾上げやそで丈詰めなどのお直しサービスが無いため、購入後に自身でリフォーム店に持ち込む必要があります。選ぶ際にはお子さんで実際に採寸し、サイズを確認した上で購入しましょう。
早めに購入する場合はお子さんの成長度合いも加味してサイズを選ぶようにするとよいと思います。
【面接あり】筆記試験の時の服装
我が家では、面接ありの学校を1校受験しました。
午前中に筆記試験、昼休憩を挟んで午後から面接というスケジュールだったので、面接時の服装で筆記試験を受けることに。
ジャケットで筆記試験は少々窮屈かなと心配でしたが、本人は気にならなかったようです。
もしも心配な場合は、ジャケットの下にベストを着て会場でジャケットを脱いで受験する、又は(荷物になりますが)カーディガンを持参するとよいかもしれません。
【面接あり】の時の髪型
やはり印象は大事だと思うので、服装に合った清潔感のある髪型にするのがよいでしょう。
我が家では、いつも通り髪の毛を後ろで1つに束ね、前髪を斜めに分け黒ピンでとめたシンプルな髪型で面接を受けました。
今思うとかなり地味な髪型ですね。
ただ、当日は早朝の出発だったので、そのくらいシンプルなほうが準備がしやすかったです。
面接が無い場合の服装
【面接なし】の時の服装
清潔感のあるものであれば、普段通りの服装で構わないと思います。
会場が寒さかったり暑かったりしても、衣服を脱ぎ着することで体温調節ができるような服装がおすすめです。
足元が冷えるとトイレに行きたくなったり腹痛を起こしやすくなったりするので、スカートの場合は前述のようにオーバーパンツやタイツを着用して暖かくします。
普段ズボンを履くことが多い子は、普段と同じズボンスタイルのほうがよいかと思います。
靴も通学時に履いているスニーカーなどで充分ですが、泥などの汚れが付いているものはNGですのできれいにしたものを履きましょう。
【面接なし】の時の髪型
髪型も基本的に自由です。
試験官が出願時の写真と照合し、本人だと確認できる程度であれば髪型が違っていても大丈夫です。
結論としては本人が試験を受けるのに最適な髪型が一番なので、前髪の長さやサイドの髪が顔にかかって邪魔にならないかなどの点に気をつけてあげましょう。
出願用写真について
受験する学校によって写真の規定があるので、あらかじめ各学校の募集要項で調べておきます。
撮影方法ですが、やはり安心なのは写真屋さんで証明写真を撮ってもらう方法でしょう。
最近はインターネットでの出願が多くなりました。その場写真もデータで送るため、撮影時はデータの購入も忘れないようにしましょう。
撮影の時期
出願用の写真は年内には用意しますが、「出願から3か月以内の写真」が基本なので、あまり早く撮影しないように気を付けましょう。
撮影時の服装
面接や卒業式用の衣装がある場合はそれを着用して撮影します。
無い場合は、白のブラウスに黒・紺・グレーなど落ち着いた色の無地のセーター(カーディガンやベスト)でOKです。
ボトムスは写真に写らないので普段着でも大丈夫です。
我が家では、本番の試験の前に着慣れておく意味も兼ねて面接用の衣装を着て撮影しました。
撮影時の髪型
清潔感があれば普段通りでよいと思いますが、寝ぐせやハネはNGなのでドライヤーで直します。
前髪が長い場合は左右に分けるか目にかからない程度にカットしておきましょう。
我が家では、試験当日と同じ「髪の毛を後ろで束ねて前髪を黒ピンでとめた髪型」で証明写真を撮りました。
証明写真は「カメラのキタムラ」で
CMでもおなじみの「カメラのキタムラ」は、国内最大級の全国600店舗以上を展開しています。
証明写真は予約不要、仕上がりは最短10分。高品質なのに1,980円~の低価格が魅力です。
下のボタンから検索すると、証明写真の撮影料金が10%オフになる期間限定のお得なクーポンがもらえます
\ 10%OFFクーポンはこちら/
おわりに
面接の服装は、フォーマルで控えめな色の装いができていれば何の問題もありませんが、そうはいっても中学入試のような特別な場に立つとついつい周りと自分を比較してしまいます。
ですから、試験当日に色々な服装の受験生を見て動揺しないためにも、本人が自信を持って面接に臨める納得のいく服装を選ぶことが大切です。
入学試験は受験生を落とすためのものではなく、その学校の校風や学力に見合った生徒に入学してもらうために行うもの、と考えたら周りの受験生は競争相手ではなく、同じ学校を目指している仲間のように思えて来ませんか?
もし闘う相手というものがあるならば、それは自身の心の中の「不安や怖れ」の気持ちでしょう。
受験生のみなさんがお気に入りの服装で緊張を跳ねのけ、本来の実力を発揮できますことを心から願っています。
こまでお読みいただきありがとうございました。
ここはなブログでは、生活に役立つ情報を掲載中です。
その一例として、中学受験関連の情報を複数掲載しています。
「入試直前の体調管理」や「試験当日の送迎について」など、体験者の視点ならではの情報をお伝えしています!
ぜひお読みください!!