JAF(ジャフ)は自動車ユーザーの安心安全をサポートするため1963年に設立された団体で、正式名称を一般社団法人 日本自動車連盟(JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION)といいます。
その主な事業内容はロードサービス。
JAFのロードサービスは24時間365日誰でも利用できますが、JAFの会員であれば多数のロードサービスが無料で受けられます。
2025年3月末時点での会員数は20,816,804人です。
警察庁の運転免許統計(令和6年版)によると、令和6年末(2024年末)の運転免許保有者数は81,742,303人ですので、3か月ほどのズレはありますが、単純に計算すると運転免許を持っている人の4人に1人、約25%がJAF会員ということになります。
我が家も気が付けばJAF会員歴30年以上となりました。
その中でJAFのロードサービスのお世話になったのは数えるほどですが、ハザードランプのつけっぱなしでバッテリーが上がってしまった時、駆け付けたJAFの青いサービスカーの姿にどれだけホッとしたことか……。
そしてつい最近もJAFのロードサービスのお世話になりました。
今回はその時のことについてお話したいと思います。
なお、JAFの入会方法や会員優待については、ブログ【入るか迷ってる人必見!】ロードサービスだけじゃない!【JAF】のお得な使い方をご覧ください。

タイヤに異変が!
とある休日の夜、自宅から50㎞ほど離れた場所に買い物に行った帰り道のこと。
いつも通る国道で突然タイヤに異変が起きました。
ちょうど信号が赤に変わる間際、交差点にさしかかって減速していたため運がよかったのですが、何が起こったのかわからないのでとりあえず交差点を曲がり、脇道の駐車場でタイヤの様子を確認することにしました。
どうやらパンクしたらしい?
とにかくタイヤを交換してもらえるお店に移動することに。
スマホを駆使して探した結果、タイヤ交換の店を見つけることはできず、やっとの思いで見つけた閉店間際のガソリンスタンドに電話で無理をいい、何とか滑り込むことができました。
しかし私たちは重要なことに気が付いていなかったのです。
最近の車にはスペアタイヤが積んでいないということに……。
閉店間際だというのに、ガソリンスタンドの人は懸命に在庫を探してくれました。
でも適合するタイヤは無く、ロードサービスを依頼することにしました。
ちなみにタイヤの異変はパンクではなくタイヤがバーストしてしまったせいでした。
バーストしたタイヤで車を走らせるのはとても危険なので、今考えると異変を感じた時点ですぐにロードサービスを呼ぶべきだったと思います。
\ 会員優待施設も充実! /

自動車保険のロードサービス
自宅近くまでけん引してもらうにはJAFでは無料の範囲(20㎞)を超えてしまうので、まずは加入している自動車保険のロードサービスを利用することに。
通常、自動車保険のロードサービスはけん引できる距離が100㎞程度のため、その他の補償も含め何とかしてもられるのではないかと淡い期待を抱いていました。
保険会社に連絡、情報を伝えたところ、何と!我が家の保険プランはロードサービスの対象外であったことが判明!
CMで「全プランに対応」と宣伝していたのでてっきり付いているものと思っていたら、同じ保険会社でも私たちの加入しているタイプは別であるとのこと。
そして最後の砦、JAFに連絡することになりました。
JAFを呼ぶ
JAFスマートフォンアプリ

我が家では、もしもの時に備え「JAFスマートフォンアプリ」をダウンロード、事前に車両情報の登録も済ませていたので慌てずスムースに連絡することができました。
しかしこちらに来てくれるサービスカーは他の救援対応にあたっているため、終わり次第での対応ということになりました。
そして待つこと1時間、JAFのサービスカーが到着。
営業時間を延長して事務所を解放してくれたガソリンスタンドにこれ以上迷惑はかけられないので、場所を移動して今後の作業内容を検討することにしました。
JAF隊員さんは手際よく車をサービスカーに繋げけん引の準備が完了、ガソリンスタンドの人たちに見送られながら次なる場所に向けて出発しました。
ガソリンスタンドの事務所で待たせていただけたおかげで冬の寒さをしのぐことができ、トイレも借りることができました。
よい人たちに恵まれ、感謝しかありませんでした。

JAFのロードサービス
近くのスーパーの駐車場に移動し、今後について話し合いました。
タイヤはバーストしているので応急処置はできず、タイヤを交換するしかありません。
まずは近くのタイヤショップまで運んでもらう方向で近隣の複数のお店に電話で問い合わせをしてくれました。
しかしその案は全滅、やっているお店は皆無でした。
こういう場合はどこかに一泊してお店が開店するまで待つのしかないのか?
いよいよ切羽詰まったその時、隊員さんから思わぬ提案がありました。
会員限定「タイヤ貸し出しサービス」
JAFの事務所に貸し出し用のタイヤがあるので、もしサイズなどが適合した場合は貸し出し可能とのこと。
わらをもつかむ思いでお願いすることにしました。
移動中はJAFのサービスカーの助手席に乗せてらい、雑談をしながら移動。
隊員さんの正義感と熱い想いに感動し、JAF隊員の方々に改めて敬意の念を抱くこととなりました。
事務所に到着後、運よくタイヤは適合、あっという間に貸し出し用タイヤに交換完了。
隊員さんの動きは全くムダがなく、もはや芸術の域でした。
最後に返却用のタイヤの袋とバーストしたタイヤを受け取り、やっと岐路に就くことができました。
これだけお世話になったのに料金は無料!
本当にありがたい限りです。
翌日、自宅周辺のタイヤショップでタイヤ交換を済ませ、バーストしたタイヤも引き取ってもらいました。
借りたJAFのタイヤはその日のうちに宅急便の発払い(送料こちら負担)で返却。
無事に一連の作業を終えました。
\ 会員優待施設も充実!/

おわりに~JAFに入るメリット~

JAFのロードサービスは、バッテリー上がり・パンク・キーとじ込み・燃料切れ・故障車けん引・落輪・雪道でのスタック・異音異臭など、その範囲は多岐にわたります。
自動車保険ではカバーしきれないことの多いパンクの応急修理やタイヤチェーンの付け外し、雪道やぬかるみからの引き上げ、大雨や台風で水没してしまった時にもJAFは対応可能です。
しかも対応は24時間365日、会員であれば回数制限なしで無料(※1)で受けられるという本当にありがたいサービスです。(※1)ロードサービスには適用範囲があります。また、燃料代などの実費、けん引(20㎞まで無料)の距離料金などは無料の範囲外です。
JAFは個人会員の場合、入会金2,000円、年会費4,000円(家族会員は入会金なし、年会費2,000円)で入会できますが、なかには毎年年会費を払ってまで入会する意味があるのか?と思う方もいらっしゃることでしょう。
JAFには飲食店やガソリンスタンドなど約44,000カ所(※2)の施設で割引や特典が受けられる会員優待サービスがあるので、日常のあらゆる場面でこの制度を利用すれば年会費分を優待割引で取り戻すことも可能です!(※2)2025年5月末時点
もしもの時の備えもできて会員優待も使えるのですから、こんなにお得なサービスは他にないのではないでしょうか?
ですから、お守り代わりにJAFへの入会をぜひおすすめしたいと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
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